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ユトリシア建設を反対する会の有志6名は平成20年9月2日、千葉県庁へ訪庁し白戸副知事と面談いたしました。
今回も多忙のなか、千葉県丸山県議と習志野市馬場市議がご同行くださいました。いつも本当にありがとうございます。
↑県庁訪庁時の様子です。プライバシー保護の為、画像の一部を修正しております。
ユトリシア建設中の敷地内で新たにホウ素が検出された事実は、前回(平成20年8月6日)訪庁した際に明らかになり環境基準値17倍のホウ素が検出されました。しかし、一向に説明責任を果たさない長谷工の現状と、有害物質拡散防止と浄化対策の早期実施を陳情しに白戸副知事と面談してまいりました。
白戸副知事との面談終了後、住民代表6名は記者クラブで記者会見を行いました。下記の記事は、翌日(9月3日)千葉日報社に掲載された記事です。
※記者会見に出席してくださった多数の記者さん、長時間お付き合いくださりありがとうございました。この場をお借りして深謝申し上げます。
基準値17倍のホウ素検出
習志野JFE工場跡地
習志野市東習志野2のJFE建材工場跡地に長谷工が建設中のマンション敷地内で今年2月、長谷工が掘削した深さ40mの調査用井戸から、環境基準値の約17倍のホウ素が検出されていたことが分かった。付近住民の団体「川鉄跡地巨大マンション群建設を反対する会」が2日、記者会見で明らかにした。同会は、長谷工から説明がないとして、県に指導を求めた。
同会によると、同工場跡地の有害物質をめぐる2006年の調査では、見つかっていなかった場所。同会は「深い地下水層に汚染が広がっていたことで、上水道に地下水を利用する同市民の不安は大きい」とした。
ホウ素の検出を受け、長谷工は深さ40m付近の地下水を浄化する揚水井戸の建設を進めている。県水質保全課は、深さ100m以上からくみ上げた地下水を使っているため、ホウ素が飲用水へ混入する恐れはないとしているが、「長谷工に、汚染の事実と対策を住民に説明するよう引き続き要請していく」と説明した。
千葉日報 平成20年9月2日掲載
そもそも、土壌改良は完全に終わり汚染物質が残留する地下水も監視井戸と揚水井戸で浄化を行っているのに有害物質はなぜ拡散したのだろうか?疑問である。
長谷工とJFE建材、それに千葉県水質保全課と習志野市環境保全センターの言い分が正しければ、新たに汚染が拡散するはずもないと思うのだが、全てが理屈上の推測に過ぎないのではなかろうか?
現に拡散しないと言い切っていたのが、ものの見事に拡散をした。地下水も「深さ100m以上からくみ上げているから混入の恐れがない」としているが、これもまた信憑性に乏しく何を根拠に断言しているのか全く理解できない。
2日の面談以降、長谷工からは何ら連絡もないが、闇雲に井戸を掘っても何も変わらないばかりか更に拡散させる危険もある。一刻も早く土壌と地下水の有害汚染物質の再検査を実施し、有害汚染物質の拡散防止と浄化の徹底、近隣住民への説明会開催を強く求める。
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